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作家の声を聴く

作家が、自分の作品を朗読してくれるところを聴くことができる、

しかもそれが私自身がとっても好きな作品、なのだ。

 

こんなシアワセな時間はありませんね。

 

 

昨日は、ある小説の作家さんが催してくれたその作品を改めて愛でる会、に参加してきました。

 

この作品とはとても不思議なご縁があります。

ある女優さんのブログを読んでいて、その方がとても「いい!」とおススメしていたので気になって手にしたのでありました。

(あった!この記事!

 

なんともいえない、「自分にはない要素」がいっぱい詰まった作品で、それなのになぜか、心の中にいろんな感情がわき起こる、そういった変わった出会いでした。

 

で。読後、著者プロフィールを見たら出身が「愛知県」で同じ歳。

へ〜、と思って検索をかけたらご本人のブログにたどり着き…ほぼ同じ場所で思春期時代をすごした同級生(同学年)であることがわかったのでした。

 

なんと。まあ。

 

私には、小学生からの友人で作家を業にしている人がもう1人。

彼女も、これまたすごい才能と業の持ち主で…パワフルでしなやかで、私にないエネルギーをたくさん持ったヒト。…そう考えるとスゴい土地なんだな、ここって。

な〜んてことを当時思ったわけでした。

 

で、二転三転いろいろあって。

ご縁あってFacebookで彼女をお見かけするようになったのでした。

会いたいな〜、どうしたらご縁ができるかな〜と思ってタイムラインにあがってくるその独特な語り口調や、そこで語られるいろんなことにまた魅了されていたら、私の男友達がさっさと(!)彼女と繋がっているではないか〜〜〜〜!!(笑)

悔しい〜〜!(笑)

どんなヒト?どんな感じ?と質問してみたら

「うーん。そうだね、いくちゃんとは、どゲンカするか、めちゃくちゃ合うか、どっちか、だな。」

なにそれ!気になるじゃないの!

 

そこからご本人と繋がるまで、そしてそこからまた実際に逢うまでには相当な時間経過があったわけでした(笑)

 

今は…例えて言うならば。

もし私の身の上に何かあったら、私がどういう人だったか、私の娘には、「あなたのママはこういう人だったよ。」というのを彼女から語ってやってほしい、と思うような間柄です(どんなだ)。

 

さて、そんな経緯は置いておいて(これだけ語っておいて、言うのもなんだけど)。

 

会は、彼女がこの作品を書いた背景、インスピレーションを得た小説や絵画、音楽、といった「五感」につながる感じをあますところなく伝えてもらえた素敵な時間でした。

 

同じ小説の元に集った人たち、の言葉もとても興味深くておもしろかったし、なんだか濃厚でした。

こういう機会ってなかなかあるもんじゃないし、やっぱり彼女ならではだなあ、と思った次第です。

 

素敵な時間をありがとう。またこの小説のことが、さらに好きになりました。

実は、さっき最初の感想は「自分の中に無い要素」と書いたけれど、この小説は何度も何度も読んでいるのですが、どんどん印象が変わっていくという不思議な感覚があって。

ものすごい「異常過剰」なほどに、自分が重なったり、それを俯瞰で見る感じだったり。

 

いずれにしても、私の人生に大きく関わった作品であることは間違いありません(笑)

先日、「コト×コト*プロジェクト」という会主催している、「自分が影響を受けた小説」というお題でのお茶会の際にも、この本を挙げた私です。

 

小説が世の中に出てから7年経過しているそうで。

私も随分、変わったなー。変わりたいように変われるようになれました。

 

私が今のこの仕事を始めてから、何事も二元論で考えがちだった自分からどんどん解放されて、心の声を聴くようになって、さらに自由になった気も。

そういう感覚がどんどん研ぎすまされているんだけど、小説を読むってことにも影響が出ているなあ、と改めて思いました。

でもって、この作品は、そんな私にとってはまるで「踏み絵」のような感じ、とも言えるかも。

何を思うか、どう感じるか。

毎回毎回読む度に私はどんどん、自分の女性性と進化、を特に強く感じている気がします。

 

1年後、5年後、10年後、もきっとその都度自分にとって転機を与えてくれる小説なのかもしれません。

 



『赤土に咲くダリア』その作品をイメージして描いてみたパステル画。

そして、まーちゃんこと日原いずみさんのブログはこちら。